【GTC活動報告】2026年夏のご報告

代表より

マンスリーサポーターの皆様

日頃より、ぐんま探究コンソーシアム(GTC)の活動に温かいご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

2026年夏の3か月間は、高校生企画「超世代見聞祭」の初開催、「第2回教員研修会」の開催、また、群馬中小企業家同友会主催「第8回社会連携シンポジウム」との共催など、「ぐんまの子どもたちをぐんまの皆で育てるプラットフォーム」として、具体的な取組を一つひとつ実践することができた3か月となりました。

GTCは、一般社団法人として、学校関係者をはじめ、地域・企業の皆様、行政の皆様から「GTCがあってよかった」と思っていただける存在となることを目指しています。
そのためには、理念を掲げるだけではなく、しっかりとした組織基盤をつくり、具体的な実践を積み重ねていくことが大切だと考えています。

「ぐんまの子どもたちをぐんまの皆で育てる」とは、具体的にどのような仕組みや場をつくることなのか。
「こんな仕組みが欲しかった」
「こんなつながりが欲しかった」
「こんな交流の場が欲しかった」
「こんな情報が欲しかった」

そんな声に応えられるGTCとなるために、事務局では日々考え、試行錯誤しながら、少しずつ実践につなげています。

今後3年程度を一つの目途として、GTCの組織基盤をさらに整え、群馬県内の学校・企業・大学・行政等をつなぎながら、地域に新しい学びの文化を生み出すプラットフォームへと成長していきたいと考えています。

先日、GTC事務局で今後の取組について話し合いました。まだ検討段階のものもありますが、2026年秋から2027年にかけて、いくつかの新しい挑戦を始めたいと考えています。

まず、11月または12月の土曜日に、共愛学園前橋国際大学を会場として、第3回教員研修会の開催を予定しています。

これまでの研修会では、群馬県内の実践を中心に学び合ってきましたが、今回は少し視野を広げ、県外で探究活動に取り組んでいる方から、その実践についてお話しいただくことを考えています。さまざまな地域で行われている探究活動に触れることで、探究の重要性を改めて考えるだけでなく、「こんな方法もあるのか」「群馬でもやってみたい」といった新たな視点や実践のヒントを持ち帰っていただける研修会にしたいと考えています。講演を聞くだけで終わるのではなく、参加者同士が対話し、実際に考えるワークショップも組み合わせる予定です。

そして、2027年2月には、GTCの「創立2周年記念イベント」の開催を考えています。
これまでGTCが取り組んできたことを皆様に報告するとともに、これからGTCがどのような役割を果たしていけばよいのかを、参加者の皆様と一緒に考える機会にしたいと思っています。

今回は、大学教員、企業経営者、高校教員など、それぞれ異なる立場から教育や探究について考えている方々によるパネルディスカッション、あるいはトークセッションを企画し、探究活動の重要性だけでなく、現在感じている課題や、これからの可能性についても率直に語り合える場にしたいと考えています。

GTCから一方的に「これからこうします」と発表するのではなく、これまでの活動を振り返り、これからのGTCを皆様と一緒につくっていくための場にできればと思っています。今後は、この機会をGTCの活動報告と方向性を共有する年1回の定例的な交流の場として育てていくことも考えています。

さらにもう一つ、現在検討しているのが、「中高生と社会人の探究合宿」です。
ぐんま未来基金様からの支援を受け、中高生と大学生、社会人が一緒になって学び、語り、考える1泊2日の合宿を計画中です。

この合宿で大切にしたいのは、何か立派な成果物をつくることではありません。

「その気になる人」を育てること。

誰かに言われたから動くのではなく、「やってみたい」「自分も動いてみたい」と思い、自分から一歩を踏み出す。そんな中高生との出会いをつくる場にしたいと考えています。

現在は、2027年2月27日(土)・28日(日)の1泊2日で、高校生15~20名程度、大学生5名、社会人5名程度の参加を想定しています。12月から募集を開始し、志望動機を書いてもらった上で選考することを考えています。

中高生については、基本的に参加費を無料とする予定です。経済的な理由によって、「やってみたい」という気持ちを持った子どもたちの参加機会が失われることのないようにしたいと考えています。

こうした一つひとつの取組を通して、GTCが単に「探究学習を支援する団体」ではなく、子どもたち、先生方、企業、大学、行政、そして地域で暮らす大人たちが、それぞれの立場を越えてつながり、ともに学び、ともに地域の未来を考える場になっていくことを目指しています。

GTCの取組は、すぐに目に見える成果が表れるものばかりではありません。
しかし、一つひとつの実践と、その積み重ねこそが、地域に根ざした新しい学びの文化を形づくっていくものと信じています。

そして、その歩みを続けることができているのは、これもひとえに、マンスリーサポーターの皆様の継続的なご支援があってこそです。
改めまして、心より感謝申し上げます。

これからも、ぐんまの未来を担う子どもたちのために、そして「ぐんまの子どもたちをぐんまの皆で育てる」ために、皆様とともに歩んでまいります。
引き続き、GTCの活動へのご支援・ご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

  一般社団法人ぐんま探究コンソーシアム
  代表理事 丸橋 覚

 

活動報告(2026年6月~8月)

この3か月間の主な活動をご報告いたします。

■ 高校生が企画した「超世代見聞祭」を開催しました(7月4日)

7月4日、県内の高校生2名が企画・運営する多世代交流ワークショップ「超世代見聞祭」を開催しました。

これは、高校生の「自分たちでやってみたい」という想いを、GTCが主催者として企画立ち上げから当日運営まで伴走した、初めての取り組みです。当日は中学生・高校生・大学生・社会人が世代を越えて一つのテーブルを囲み、中高生が自身の探究活動を発表し、参加者からのフィードバックを受けながら、共に次のアイデアを考えました。

発表した生徒たちは、他校の生徒・教員・社会人という異なる視点から自分の探究を見つめ直し、それぞれに「次の一手」を見つけていきました。高校生の主体的な挑戦が、確かな学びの場となった一日でした。

 

▼ 当日の様子は、開催報告をご覧ください

 

■ 企画した高校生へのインタビューを公開しました

超世代見聞祭を企画した2名の高校生に、イベントに込めた想いと歩みを聞くインタビューを実施し、GTCホームページで公開しました。

「やりたい」を形にするまでの試行錯誤、壁にぶつかったときに「大人を頼っていい」と気づいた経験など、次に挑戦する高校生の背中を押す言葉が詰まった記事です。高校生一人ひとりの挑戦を、GTCがどのように支えているかが伝わる内容となっています。ぜひご一読いただけましたら幸いです。

▼ インタビュー記事①

▼ インタビュー記事②

 

■ 社会連携シンポジウムを開催しました

8月18日、群馬中小企業家同友会との共催により「第8回社会連携シンポジウム」を開催しました。GTCにとっては第2回教員研修会を兼ねた開催です。

「自分で考えて、自分で動き出す人をどう育てるか ― 生きること 働くこと 学ぶこと ―」をテーマに、学校と企業がそれぞれの立場から、これからの人づくりについて語り合う一日となりました。

▼ 当日の様子は、開催報告をご覧ください

 

■ 県内の探究活動の情報発信に協力しています

GTCでは、県内で行われる探究活動に関わる情報を、メーリングリスト(GTCML)やホームページを通じて広く発信しています。

8月には、県内の高校が主催する高校生対象の探究イベントの案内にも協力しました。

主催の枠にとらわれず、県内で生まれる探究の動きを後押しし、より多くの生徒・関係者に情報が届くよう努めています。

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